こんにちはさつきです(@Satsuki787878)
私は母親の影響で小学生の頃から萩尾望都先生の大ファンです。
母が熱狂的な大ファンで萩尾望都先生のコミックス及び特集の雑誌など現在でも実家に現存しています。
「ポーの一族」「トーマの心臓」は初版で購入しているくらいです。(ポーの一族の1巻は第3版でしたが)
しかもファンレターのお返しに萩尾望都先生の手書きのハガキが届いています。
私も小学5年生で萩尾望都先生の作品を読んで衝撃を受けました。
以来ずっと萩尾望都先生の大ファンで現在も「ポーの一族」の続編があり嬉しく思っています。
前置きが長くなりましたが、年始にNHKにて「100分de萩尾望都」が放送されました。
各界の萩尾望都先生のファンである著名人が作品の魅力やテーマについて熱いディスカッションをするという内容です。
「トーマの心臓」「半神」「イグアナの娘」「バルバラ異界」「ポーの一族」
などが挙げられました。
Contents
萩尾望都先生のプロフィール
萩尾望都先生は昭和24年5月12日、福岡県大牟田市生まれ。
ちなみに誕生日は「ポーの一族」の主人公である「エドガー」と同じ日です。
(エドガーは1740年5月12日生まれ)
昭和44年「ルルとミミ」で「なかよし」からデビュー。
代表作に「ポーの一族」「トーマの心臓」「11人いる」「イグアナの娘」「残酷な神が支配する」などがある。
萩尾望都先生のホロスコープ
ホロスコープ作成:https://freehorocharts.com
出生時間が不明なのでハウスは無視します。
固定サインが多く継続する力が強いです。
漫画かは忍耐力がいる仕事なので固定サインは大事ですね。
太陽と金星と火星は牡牛座で五感を使った表現力を仕事で活用できます。
それから好奇心旺盛な双子の水星と夢見、芸術、イマジネーションの海王星がトライン。
その水星と海王星に冥王星が小三角を形成しています。
先生の思考は上手く芸術に活かされていますね。
金星と土星はスクエアがあり、先生は若い頃両親の教育方針で漫画について禁止されていました。
「100分de萩尾望都」で先生のインタビューにもありましたが
「女の子は何をするにしても言い訳が必要だけど男の子は自由」と答えています。
先生のホロスコープで女性を表す月や金星は土星や冥王星とハードアスペクトを取っているのも意味があるのかなあと感じました。
先生の作品は心理描写やキャラクターの心の機微が繊細かつ表現力の豊かさが素晴らしいです。
そんな先生は月が蠍座なので情緒がとても深いのがわかります。
「ここではないどこか」を少女の頃から先生は求めていると番組で解説されていました。
「空想の世界で遊ばせてください」
という言葉から先生は水星ー海王星が上手く調和されているなあと実感しました。
トーマの心臓は自己犠牲的な愛がテーマ
1974年に週間少女コミックで連載開始された「トーマの心臓」はドイツのギムナジウム(寄宿舎学校)が舞台の話です。
ある冬ギムナジウムでフロイライン(お嬢さん)と呼ばれて人気のあった「トーマ・ヴェルナー」は陸橋から転落死します。
トーマが想いを寄せていた「ユリスモール・バイハン」は彼が最期に出したとされる手紙が届きトーマが本当は自殺をしたと知ります。
その後トーマと瓜二つの少年である「エーリク・フリューリンク」がギムナジウムに転入してきて・・・というストーリーです。
トーマはフロイライン(お嬢さん)と呼ばれていますが少年でユリスモールも同じく少年、エーリクも少年です。
全員少年ということで「ボーイズラブ」みたいな側面を感じる方もいるかもしれません。
しかしこれはただの少年愛ではありません。
トーマの死の意味とは
ユーリは過去に上級生のサイフリートから性暴力を受けていました。
神を裏切る背徳な行為というユーリの罪をトーマが自分の死と引き換えて肩代わりしたのです。
出演者の方が「エロス(性愛)という話ではなくアガペー(自己犠牲的愛)の話ということ」
「ユーリが神学校に行くことでトーマの自己犠牲的愛を引き受けたという話」
と語ってました。
自己犠牲的愛は魚座
魚座のキーワードとして自己犠牲があります。
魚座のような境界線がなく広い心で受け入れてしまうような愛がトーマの心臓のテーマですね。
イグアナの娘は月冥王星
「イグアナの娘」はある一人の母が出産したら娘がイグアナに見えてしまい愛することが出来なくなりました。
娘も自分の姿がイグアナにしか見えなくなってしまうのです。
周りの人たちはちゃんと一人の少女に見えています。
しかし次女は人間に見えるので母は長女と次女を明らかに愛情に差をつけてしまいます。
そんな母親と娘との確執や葛藤などを描いている話です。
萩尾望都先生の作品は母親との確執が多く、実際先生が漫画家として認められるまで朝ドラの「ゲゲゲの女房」が放映されるまで時間がかかったと言われています。
母親との確執は月冥王星のアスペクトが関連しているなあと思いました。
月冥王星のハードアスペクトがある場合は母親との確執がある傾向が多いです。
ちなみに先生のアスペクトは月冥王星のハードアスペクトがあります。
月は蠍座で間違いなく度数が確定ではありませんがオーブ広くとってもありそうです。
ポーの一族は旅と秘密であること
「ポーの一族」は14歳の少年エドガーがバンパネラ(吸血鬼)にされてしまい永遠の時を超えて生きる話です。
時を超え永遠の少年のままのエドガーは同じ土地に長くとどまれません。
その為各国へ旅立ちます。
それは9ハウス的ですね。
9ハウスのキーワードは海外、長期旅行、出版、高等教育、法律、宗教などが挙げられます。
人間世界から隠されたポーの村などからも12ハウス的な要素も含んでいます。
12ハウスのキーワードは隠された秘密の場所、病院、隔離、インターネットなど。
ポーの一族の続編
1976年で一旦終了されたとされるポーの一族シリーズですが、40年ぶりに2016年から新作発表しました。
「春の夢」「ユニコーン」「秘密の花園」です。
時系列はバラバラですが40年経過しても面白さは抜群です。
アランは相変わらず我儘で少年らしい性格が可愛らしくて感動しました。
先生は番組内のインタビューで「アランは復活させます」と断言したので早く続きが読みたいです。
100分de萩尾望都のまとめ
西洋占星術の観点から見るのも占星術の勉強になります。
ホロスコープを読んでみると作品の傾向がわかって面白いですね。
挙げられていませんが私は「11人いる!」や「アロイス」なども好きです。
先生の作品は心に残るシーン、セリフ、深く考えさせられるような余韻があり読了後はボーっとしてしまいます。
本当におすすめの作家さんなので読む機会があれば是非読んでみてください^^
-
-
ホロスコープで適職を調べてみました「鑑定実例」
こんにちは、さつきです(@Satsuki787878) 以前適職を調べる方法の記事を書いたので今回は実際にホロスコープを使って鑑定した記事をまとめました。 Contents1 ホロスコープを使って適職 ...
続きを見る